感想:春期限定いちごタルト事件
すごく記事を書くのが久しぶりだ・・・
もう少し真面目に書こう^^;
久々小説を読んだのでその感想を。
今回読んだのは米澤穂信著「春期限定いちごタルト事件」。
ミステリー小説で、日常のちょっとした謎を取り扱う日常系ミステリー小説といったジャンルの小説でした。
物語は、小鳩常悟朗と小佐内ゆきと言う「小市民」を目指す二人の高校生を中心に進み、盗まれたポシェットの行方や、高尚な2枚の絵の謎、おいしいココアの作り方の謎と言った日常的な謎を小鳩常悟朗が解いていくと言うもの。
謎を解きつつ二人がなぜ「小市民」を目指すのかが語られる。
果たして二人は立派な「小市民」になれるのか!?
そんな感じのお話でした。
この著者の日常系ミステリーは個人的に好きで、この「春期限定いちごタルト事件」も、とても面白い小説でした。
謎自体も面白いですが、小鳩くんと小佐内さんが「小市民」になるべく、それぞれの性格をこらえたり、時にはこらえきれなかったりとがんばる感じがなんだか面白いと思わせてくれる小説でした^^
この小説は「小市民シリーズ」と言われているシリーズの一作目なので、二作目、三作目も読んでいきたいと思います。
次は「夏期限定トロピカルパフェ事件」。
楽しみです^^